Earth Radar
Earth Radarの地中レーダ製品例
スキッド型3D GPRシステムLatro
形状 | カート式 |
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周波数 | 周波数帯域 500~2,500MHz、中心周波数 1.2GHz |
チャンネル数 | マルチチャンネル(送信アンテナ:8個、受信アンテナ:9個、アンテナ間隔:130mm) |
レーダ出力方式 | 符号化レーダ |
探査可能深度 | 2m程度 ※現場環境によります。 |
1回の計測での探査可能幅 | 公式HPに記載はありませんでした。 |
探査可能速度 | 公式HPに記載はありませんでした。 |
使用されている調査 | 堤防や道路メンテナンス、広範囲な地下埋設物探査、道路下空洞の調査、遺跡調査、災害調査 |
3Dレーダ式地中レーダの活用レポート
道路の老朽化に伴う陥没事故の防止は日本の大きな課題となっています。
そんな課題のために開発されたのが、カナン・ジオリサーチが開発した地中レーダ「GMS3 地中レーダ3次元モバイルマッピングシステム」です。
本ページでは、実際にGMS3を導入して地中レーダ探査を実施している企業にその効果をインタビューしました。
Earth Radar地中レーダの特徴
符号化方式でノイズが少ないマルチチャンネル3DGPRシステム
スキッド型3D GPRシステムLatro™は、オーストラリアのEarth Radar社が開発した地下レーダ探査システムで、1.2m幅のスキッド型ケースに、複数の送・受信アンテナを配置する多チャンネルレーダです。リアルタイムで3Dデータを収録、表示できます。
特徴としては、符号化信号により送信アンテナごとの信号を区別して受信できるため、混信がなくノイズの少ない分解能の高いデータを取得できる点です。また、送信アンテナが8個、受信アンテナが9個配置されていることが挙げられます。
高速サンプリング(0.1ns)により、スタック数を増加させ、S/N 比を改善しています。低電力の送信信号により電磁波漏洩レベルが低くなっていることも特徴と言えます。
3D地中レーダ用のソフトウェア開発
オーストラリアのEarth Radar社では、UtiliVision™やPaveVision™というソフトウェアを開発しています。UtiliVision™は、3D地中レーダの地表マッピングに特化していて、埋設管や配線、さまざまな物体をビデオや写真として表示します。
一方PaveVision™ は地表と地中の視覚化と分析を行うことができ、路面調査はもちろん空港や橋、港やインフラの調査を可能にします。高画質で地表の車輪跡や凸凹、テクスチャーやひび割れに加えて、地中レーダのデータを照らし合わせることができ、簡単にマーキングやレポート作成をすることができることも特徴です。
Earth Radarの地中レーダはこんな計測に向いている
Earth Radar社の3D GPRシステムLatroは堤防や道路メンテナンス、広範囲な地下埋設物探査、道路下空洞の調査、遺跡調査、災害調査等を行うことができます。1.2m 幅のスキッド型ケースに複数の送/受信アンテナを配し、高品質な3D探査が可能ですが、手押しカート式なので作業が容易です。
ご希望の調査内容に合った製品を選ぶことで、作業の効率が上がるばかりでなく、調査の質に大きく左右しますのでぜひ各社・各製品の比較まとめをご参照ください。
Earth Radarの地中レーダでの計測事例
スキッド型3D GPRシステムLatro
- 道路メンテナンス
- 道路下空洞の調査
- 堤防メンテナンス
- 広範囲な地下埋設物探査
- 遺跡調査
- 災害調査
Earth Radarの会社情報
会社名 | Earth Radar |
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所在地 | 70 Darlington Dr, Yatala QLD、Australia |
受付時間/定休日 | 公式HPに記載はありませんでした。 |
電話番号 | (+61)1300-822-835 |
公式HP URL | https://earthradar.com.au/ |