【PR】道路の老朽化問題の解決のために開発された3Dレーダ式地中レーダの活用レポート
日本の道路や橋などのインフラはその多くが高度経済成長期に整備されたもので、近年はその老朽化問題が深刻化しています。建設後50年を経過した橋梁の割合は2029年には約52%にも増加すると予測されています。
そんな中、地方自治体が抱える道路管理問題として80%以上を占めているのが、「予算不足による安全性の低下」。
そのため、できるだけ人員やコストをかけず効率よく道路調査を行うことが求められています。
参照元:国土交通省HP資料(https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/yobohozen/torikumi.pdf)
悩める自治体のために開発された地中レーダ
「GMS3 地中レーダ3次元モバイルマッピングシステム」


道路老朽化問題と予算不足を解決すべくGPR.comが開発したのが、新技術を活用した地中レーダ「GMS3 地中レーダ3次元モバイルマッピングシステム」です。
GPR.comを設立した建設コンサルティング会社「カナン・ジオリサーチ」は、国土交通省が立ち上げた社会インフラの老朽化問題に取り組む「インフラメンテナンス国民会議」に参加するなど、数々の社会問題の解決のために取り組んでいます。
そんな中開発された「GMS3」の性能や特徴を本メディアの編集チームが調査しました。
地下と地上情報の一元管理で
作業効率アップ


「GMS3」は、地中レーダでの計測とともに位置情報をもった全周囲カメラ映像を撮影できるため、地中と地上の同時計測が可能です。地中で空洞などの異常箇所が検出された際、すぐにオルソ画像で地上の状況確認が可能。
周囲の建築物を基に位置を特定できるため、結果的に補修工事の工数が削減につながります。
さらに専用GISソフト「GMS3ビューア」を使用すれば、地下データ、路面オルソ、地図情報を1画面で確認することができます。
地下の3次元データ化で
高精度解析を実現
GMS3はレーダ1台に複数の送受信機能を持つマルチチャンネル、さらに広い帯域の電磁波を瞬時に受発信するステップ周波数技術を採用することで、効率的に計測することができます。 マルチチャンネルアンテナはレーダ1台に複数の送受信機能を持ち、1度の計測で広い幅を計測できるため、道路幅に対して少ない走行で密な計測データ取得が可能です。
さらにステップ周波数技術で一度の走行で複数の周波数を同時発信できるため、隠れた空洞や埋設物も見逃すことなく計測できます。
自治体の行政活動にも応用
GMS3は地中探査だけでなく地上調査も含めさまざまな用途に利用できます。
全周囲カメラ映像は公共測量基準1/500満たしているため、道路管理台帳への活用を含め、幅広いデータ取得に対応します。
過去の調査事例では、道路標識、道路照明灯など道路施設の把握、路面のクラックや舗装状況チェック、占用物件や事故情報などの引き継ぎなど、1台で多くの調査に対応できる点がメリットです。
カナン・ジオリサーチに
GMS3のレンタル・購入に
ついて問い合わせる
GMS3を使って調査を行っている企業に
「路面下空洞調査」について
インタビュー
自治体の課題にとことん寄り添った地中レーダ「GMS3 地中レーダ3次元モバイルマッピングシステム」。さらに我々編集チームは、これだけの性能を持った地中レーダが実際に地方自治体にどのような効果をもたらしているのかを調査しました。
そこで今回、GMS3を使って地中レーダ探査業務を行なっている「株式会社テイコク」にインタビューを行いました。
GMS3を導入したことで、発注主から評価された点や提案の幅が広がった事例などを詳しく伺いました。
GMS3を導入したことで、
発注主様への提案の幅が広がった事例を教えてください。
地中レーダを導入したのはGMS3が初めてです。導入したことで、これまで実施できなかった路面下空洞調査について、発注者への営業展開が可能となりました。
また、これまでお付き合いがあった自治体の中で路面下空洞調査を実施していなかったところもあったのですが、潜在ニーズを掘り起こして業務受注につながった例もあります。
やはり道路の管理についてはどの自治体も課題を抱えているので、その手助けができていることは非常に嬉しいですね。
GMS3での調査を提供したことで、
発注主様にご評価頂けた点を教えてください。
異常箇所の特定について、現地での確認時間が数分と非常に短時間で完了している点です。オルソ画像による高度な位置特定精度により、位置特定については机上解析から求めた位置との誤差がほとんどなく、とても役立っています。 発注主様からも、作業時間の短縮により道路の交通規制時間短縮にも役立っていると評価を頂きました。
空洞の可能性があると判定した箇所をピンポイントで掘削して空洞の存在を確認することができているので、探査精度の高さも好評をいただいています。
GMS3ビューアソフトにより地下データ、路面オルソ、地図情報がリンクされたことで、分析精度が向上した事例があればお聞かせください。
異常信号の原因を判別しやすくなりました。 実際の周辺状況確認(地図情報)、路面変状やマンホール等の確認(路面オルソ)、異常信号の波形(地下データ)を同時に視認することができるため、異常信号が空洞か埋設物かを判別することが容易になり、分析精度の確保につながっていると考えます。
GMS3ビューアの特徴である「地下と地上の一元管理」は想像以上に使いやすいと感じます。空洞探査だけでなく、別業務にも応用できる汎用性の高いビューアソフトだと思います。発注者様にも高い評価をいただいております。
カナン・ジオリサーチに
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1954年創業以来、測量事業を中心に、 様々な建設コンサルティングを手掛けてきた企業です。測量調査は累計約30,000件。(2022年5月調査時点)
これまでの経験と実績をもとに、公共事業から民間事業まで多くの測量課題を解決しています。 地中レーダ探査においては、GMS3を使用し、路面下空洞調査や橋梁床版劣化調査などを中心に対応しています。
「GMS3」開発会社:
株式会社GPR.comとは
GPR.comは、地中レーダ探査をはじめ、数多くの測量業務を請け負う建設コンサルティング会社「カナン・ジオリサーチ」が立ち上げた会社です。
カナン・ジオリサーチは自社専用の「カナン技術研究所」を設立し、日々地中レーダ探査における技術検証をおこなっています。
また、国土交通省が先導して立ち上げたインフラの老朽化対策に官民挙げて取り組むための「インフラメンテナンス国民会議」に設立当初から参加。調査を請け負う中で培った経験を基に、さらなる社会貢献に取り組んでいます。
会社名 | 株式会社GPR.com |
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所在地 | 愛媛県松山市今在家二丁目1番6-4号 |
受付時間/定休日 | 8:30~17:30/土日祝 |
電話番号 | 089-907-1033 |
メールアドレス | info@gpr-com.jp |
公式HP URL | https://gpr-com.jp/ |