地すべり調査
こちらの記事では、地すべり調査の目的と方法について紹介しています。ボーリング調査、パイプ歪計、孔内傾斜計、多層移動量計、地中レーダーの概要をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
地中レーダ探査を行っている
建設コンサルティング会社
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地すべり調査の目的
緩やかな斜面のような滑りやすい地層などに雨水が染み込み、その影響で地面が動き出す現象を「地すべり」と呼んでいます。この現象は広い範囲にわたり発生するのが特徴であり、いったん発生すると家や道路、田畑などさまざまなものが被害を受けることになります。また、地すべりによって川の水がせきとめられ、それが溢れてしまうと下流の大きな災害につながることもあります。
このような被害を防ぐためにも、地すべり防止計画を策定することが非常に重要であるといえます。
地すべり調査の方法
ボーリング調査
ボーリング調査は、地中から深度順にサンプルを取得し、地すべりのすべり面や地質、地質構造を明らかにするために行われます。
パイプ歪計
1mの長さのパイプに1対または2対のひずみゲージを180°反対方向に貼って、そのひずみを測定する方法です。このひずみゲージが張られたパイプをボーリング孔内に挿入し、砂などで埋め戻して設置を行い、その後各深度でのひずみの値を測定することによってすべり面の位置を測定します。
孔内傾斜計
ボーリング孔内に、傾斜計観測用のガイドパイプを挿入・固定し、溝に沿わせて傾斜センサを内蔵した傾斜計を挿入し、一定の深度ごとにガイドパイプの傾斜の測定を行う方法です。この方法により、地中内の地すべり変動位置と変動郎について観測できます。
多層移動量計
地中の各深度に固定したワイヤーを地上に誘導し、ワイヤーの伸び量を直接測定して地すべり土塊の挙動を調べる方法です。滑り面深度が不明な場合や、多くのすべり面が存在すると考えられるケースに有効な方法です。
地中レーダー
地中に電磁波を放射し、電気特性が異なる境界で反射した電磁波を捉えることによって、地中の探査を行う方法です。
地中レーダーで非破壊連続探査が可能に
地中レーダーを使用した場合、電磁波の反射現象を利用するので、土壌や構造物の掘削をしたり壊したりする必要がありません。このように、非破壊的探査方法によって地すべり調査を行うことが可能となります。
